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誘導加熱ピット炉コイル線の焼鈍工程

焼鈍工程 誘導加熱ピット炉 コイル線

誘導加熱ピット炉を用いたT10工具鋼コイルの焼鈍の具体的な操作と処理効果を以下に紹介します。

コイルの負荷容量 直径 10mm の T10 工具鋼コイルを 8 ロール負荷します。

誘導加熱で使用する火力は95~130kWで、740~2時間で約4℃まで昇温し、焼鈍・保温を行います。

焼鈍処理工程 720~740℃に温度調整し、30~40分保持後、680℃まで炉冷後、空冷。

誘導加熱プロセス中の、炉内のコイル スタックのさまざまなポイントの加熱曲線を図 8-17 に示します。 投入量3.0の場合、コイルが所定の温度になるまでの加熱時間は約6時間で、コイル内外の温度差は10~15℃にコントロールされます。 この温度制御精度は、ピット型抵抗炉やベル型炉よりも優れており、燃料加熱式連続焼鈍炉よりも優れています。 連続加熱焼鈍の場合、冷炉の温度上昇に比べ加熱時間が約1時間短縮されます。

図 8-17 誘導加熱ピット炉のラウンド スタック内の各温度測定ポイントの加熱曲線